こんにちは。旅人ひとりのユウジです。
ひとり旅の思い出を文章のみで記載します。
今回は夕食とブランチの思い出です。
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それでは関連記事にないことも含め書いていきます。
上海の地下鉄は特殊
上海の極楽湯でまったり過ごしていたら外が暗くなり始めていた。上海と言えば、外灘地区のライトアップがきれなので地下鉄を利用して移動した。
上海の地下鉄は日本と大きく異る点が2つある。1つは駅の中にUFOキャッチャーが複数台設置されていることだ。ちなみに台湾でもUFOキャッチャーがゲームセンター以外の場所でも見かけた。中華系の人とってはとても楽しいゲームなのだろう。2つ目は地下鉄社内でビラ配りすることだ。たとえ相手が興味を示さなくても、はがきサイズのビラを相手に強引に渡す。渡された側もチラシを放置することもあって、地下鉄車内はビラが散らかり放題である。他の国ではこんな光景はなかったので、中国本土人のモラルは極めて低い。ただ、私が旅をしたのは2016年であったので今は改善していると信じたい。
一番美味しかった食事はまさかの・・・
ライトアップされた外灘地区に到着した。外灘エリアには歴史建築群、川を挟んで向かい側にある浦東エリアは高層ビル群と対比があるのもオシャレだ。地下鉄車内の惨状を見ていたのでカオスなことになると覚悟していたが、みんなマナーを守って夜景鑑賞をしていた。中国本土人がマナーを切り替えるタイミングが掴めない。
さて、昨日よりはショッキングな観光とならずに2日目を終えられそうだ。ただ上海の食事は失敗続きだったので、この日の夕食は欧米人も利用しているバーを選んだ。不躾な接客がデフォルトの中国本土だが、欧米人向けのお店ではちゃんとした接客をしていた。礼儀正しいことが嬉しかったので涙目になった。注文したのは青島ビール、ピーナッツ、ペペロンチーノ。やっと美味しい食事にありつけたので、冗談抜きで泣きそうになった。わざわざ海外に行ったのにスパゲッティって…と思ったが、現地の食事が合わないときはファストフードや洋食に頼るのも大事だと痛感したのだった。
創業1878年のお店の味は?
2016年10月25日(火)
美味しい食事食べたこともあって元気いっぱい。今日を乗り切れば(?)日本へ帰国できるので、上海の老舗である徳興館でブランチを取ることにした。
創業1878年と長く続いているのだから美味しいに違いない!気持ちテンション高めに三鲜大面を注文したが味は普通以下だった。日本のラーメンと中国のラーメンは別物であることは理解していたが、スープも面も具材もこれといって特徴がない。
(なんで、ことごとく美味しいお店に遭遇しないのだろう・・・)
元気いっぱいだったはずなのに、観光初日なみにテンションが下がったのだった。
つづく。